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仏壇の本尊とは?宗派によって祀る本尊と脇掛が異なります

仏壇

2019/06/03

仏壇の本尊とは?宗派によって祀る本尊と脇掛が異なります

仏壇の本尊と脇掛

本尊とは,宗教の信仰対象となるもので、それらを模した仏像や絵のことをいいます。
一般家庭の仏壇には、中央に本尊が据えられているのが一般的で、知っている人も多いです。
しかし、それが宗派によって違うことを知っている人は少ないようです。
多くの場合は、先祖代々の本尊を仏壇に供え、子孫が受け継いで守っていきます。
しかし、実際は同じ仏教でも宗派によってその本尊は違うのです。
また一般的には、仏壇の両脇に脇掛を安置するのが丁寧なまつり方です。
脇掛も宗派によって変わってきます。宗派で定められた脇掛を安置しましょう。

阿弥陀如来とは

阿弥陀如来とは、浄土教においては極楽浄土の仏です。
また、仏教において、修行をして悟りを開き如来になったとされる仏です。
阿弥陀如来はすべての者を極楽浄土へ導くとされています。
他力本願ともよばれ、どんな人でも「南無阿弥陀仏」を唱えることで、 極楽浄土へ往生できるというのが浄土教の教えです。

大日如来とは

大日如来は宇宙そのもの、宇宙の全て、森羅万象であるとされており、 この世の最高位の存在、根本仏とも言われています。
つまり人智を超えた果てしなく大きく、果てしなく尊い存在ということです。
仏教の開祖は釈迦であり、この世ではじめて悟りを開いた人物ですが、 大日如来はその釈迦をも創りだした創造主といった考え方に近いです。
一般的には釈迦如来や阿弥陀如来は大日如来の化身であるとする考え方をとります。
つまり大日如来がその教えを広めるために姿を変えて人々の前に現れたとされているのです。

宗派の「本尊」と「脇掛」

  • 宗派   :天台宗・真言宗・浄土宗・浄土真宗
  • 本尊   :阿弥陀如来・大日如来・阿弥陀如来・阿弥陀如来
  • 脇掛(右):天台大師・弘法大師・善導大師・親鸞聖人
  • 脇掛(左):伝教大師・不動明王・法然上人・蓮如上人

この他にもいろいろな宗派があります。
それぞれの宗派によって本尊と脇掛が変わります。
仏壇を購入する前に、自分がどの宗派なのかをきちんと調べましょう。
宗派を調べる事は自分のルーツを調べるようなもので、 父方の実家や親戚に聞くことで分ることが多いです。
分らない場合はお寺に聞いたりすることもあります。
中には実家の宗派にこだわらず、自分が信じる宗派に決める人もいます。
また、法事やお墓参りがしやすいように、自分の家の近くのお寺を菩提寺と決める人もいます。
近年では宗派にこだわらない人も増えていますが、 先祖代々から受け継いだ宗派がある場合は、 しっかりと受け継いでいくことも大切です。