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供花って?選び方のコツや値段の相場のポイント

お葬式

2019/06/03

供花って?選び方のコツや値段の相場のポイント

供花ってなに?

供花は、「きょうか・くげ」と読み、葬儀に際しお悔やみの気持ちを込めて送る生花のことです。
供花には故人の霊を慰めて哀悼の意を表する意味合いと、祭壇や会場を花で飾ることによって遺族の悲しみを和らげる意味合いがあります。
故人と親しかった人や親族、遠方で葬儀にこれない人から贈られるものです。
基本的には白菊がメインでしたが、最近では洋花も使われることが多いです。
供花をいただいた場合、香典返しのように後日何かお礼をしなければと思っている方もいますが、基本的に、お礼はしなくても良いとされています。

葬儀で扱われるお花について

葬儀に用いられるお花は様々ありますが、供花以外にも、花輪・枕花・祭壇のお花があります。
それぞれがどんなお花なのかご紹介いたします。

花輪

円状のお花の飾りで、開店祝いなどに飾られる花輪の弔事用というとわかりやすいと思います。
主に白を基調とした造花や生花が使用され、真ん中に「弔」という文字が掛かれたものがあります。
基本的に、会場の外や入り口付近に飾られるもので、近しい親族や会社や団体が手配する傾向にあります。

枕花

故人の枕元に飾るお花で、生花店や葬儀場で手配すると、畳や床に直接おけるような籠や台の付いたもので準備してくれます。
主に、臨終から通夜にかけて、故人の枕元に置かれます。
親せきや友人など近しい間柄だった人が、訃報を受けてすぐに贈る場合が多いです。

祭壇のお花

近年、花祭壇と呼ばれるお花だけの祭壇が増えてきました。
葬儀の場では、白や淡い色目のお花を用いられることが多いですが、葬儀場によっては、故人の好きだった花や、色味のお花を入れることもできます。

送り方

供花は通夜が行われる前までに、届いている必要があります。
基本的には、供花を送る喪家の葬儀を執り行う葬儀社に電話で注文します。
葬儀式場の近くの生花店に注文する方法もありますが、外部からの供花は 受け入れない葬儀会館もあるので、葬儀社に依頼することが確実です。

供花の依頼方法はいくつかある

葬儀社へ依頼

供花の注文は、葬儀を志向する葬儀社へ依頼するのが最も安心です。
供花は一律に同じお花を並べることが多いので、自分だけの供花が他と違うお花にならない方が無難です。
また、地域や宗教宗派により決まりがあったり、遺族の意向で強化を辞退したりすることもあるので、それらをすべて把握した葬儀社に手配を任せるのがベストです。

最寄りの生花店に依頼

最寄りの生花店に依頼すれば、自分の好みで供花をアレンジすることができます。
しかし、葬儀の統一感をなくしてしまったり、自分の出したお花が目立ってしまう可能性もあります。
また、外部の生花業者からの持ち込みを禁止している葬儀社も多いので注意が必要です。

ネット上の供花依頼サービス

最近では、オンライン専門の生花業者や弔電サービス会社などで、供花を申し込むことができます。
まずは、その会社独自の供花を出すことになるのか、葬儀社とやり取りして他の供花と同様のお花を出してくれるのか、確認する必要があります。
メリットとしては、夜間でも手配ができること、注文履歴が残るため手配や表記のミスを防ぎやすいことなど、があります。

遺族へ依頼

親族の供花は、親族間で調整するケースもあるので、遺族が取りまとめて葬儀社に注文するのが一般的です。
ごく親しい間柄であれば、遺族に依頼してもいいですが、遺族に負担をかけないためにも、直接葬儀社に申し込んだ方が無難です。

ポイント

送り方は地域や宗教によってマナーがあるので、訃報を受けた際に事前に確認しておくことが必要です。
また、豪華すぎる大きなものは設置場所が難しいので葬儀場や予算をきいてから決めた方が良いでしょう。

価格相場は?

供花の価格相場は、1基7,000~20,000円程度で、2基で送る場合は、費用が2倍かかります。
大型のものだと、1基15,000~20,000円程度です。
地域や葬儀の規模などによってによって価格相場が異なってくるので、事前に葬儀を執り行う葬儀社に確認しておくことがコツです。

供花にオススメの花は?

一般的に強化はこのはなでなければならないという決まりはありません。
ただ、葬儀は厳かな場であることから、白を基調として淡いピンクや紫、黄色などシックな色合いでまとめられることがほとんどです。

菊は、小さな花をたくさんつけるキク科の植物の総称です。
葬儀の花の代表例で、お祭りで使う真っ白なボンボンのように咲くタイプがよく使われます。

カーネーション

花の日に送られる花として有名なカーネーション。
春の花で、白や淡いピンクのものがよく用いられます。

ユリ

大きなユリはキリスト教の葬儀でよく使われます。
香りが強く花粉があるので、使いたいときは事前に葬儀社へ確認しましょう。

ラナンキュラス

ラナンキュラスは、とげのあるバラの代わりによく用いられる鮮やかな花です。
花の色が豊富なので、故人に合ったイメージの供花を作るのに適しています。

葬儀の供花マナーとは

供花を贈られた場合、お返しは基本的に必要ありませんが、できるだけ早くお礼状を送りましょう。
合わせてお返しの品を贈る場合は、供花や香典を合わせた金額の1/2~1/3の金額やお菓子やお茶を香典返しとして準備しましょう。
ハンカチやタオルなど実用品を贈ることも多いようです。
四十九日を過ぎるまでは喪が明けておらず、自宅へ直接訪問されるのを嫌がられる場合もあるので、お礼状やお返しは郵送にすると安心です。

宗教で種類が異なる?

仏式

仏式では白い菊を基調とした生花を用いるのが一般的です。
白菊以外にも、ユリ、カーネーション、黄菊、コチョウラン、故人の好きな花でも良いです。
しかし、バラは、棘がある理由で使用することができません。
また、同じ仏式でも宗派や地域などによって異なる部分もあり、 関西の一部では樒(しきみ)という白い花が使われることもあります。

神式

仏式は良く知っている人が多いですが、 神式の葬儀についてはあまり知らない人が多いです。
神式では一昔前は、榊(さかき)が供花として使われていましたが、 現在は使われる花も送り方も仏式とほぼ一緒なんです。
しかし、仏教式のお葬式では胡蝶蘭などを飾ることはありますが、 神式のお葬式では胡蝶蘭は用いられません。

キリスト教式

一般的にキリスト教式で贈る花は、生花が基本です。
生花を花籠や花束にして故人の自宅へ送ります。
キリスト教式に使われる花の種類は洋花が中心で、特に白ユリが一般的です。
他の宗教と違い、色の付いた花がよく使われます。

宗教別おすすめのお花

葬儀のお花と言えば白菊が連想されますが、最近は上記で紹介した花や季節のお花などたくさんの種類のお花が用いられます。
ただし、宗教によって控えるべきお花もあるので注意してください。

仏式の場合

仏式葬儀というと菊のイメージが強いですが、菊は古来より高貴な花とされ、仏様へのお供えにふさわしいとされています。
しかし、近年は洋風のお花や季節のお花が増え、色とりどりのお花で華やかに飾られることも多くなりました。
ただし、血を連想させる花や、トゲのあるお花は避けておきましょう。

神道の場合

神道の葬儀でも、仏式同様、白菊がよく用いられてきましたが、最近では洋風のお花を飾るケースもあります。
ただし、振動では白が好まれる傾向にあるので、お花も白を基調としたお花の方が無難です。

キリスト教の場合
城や淡い色合いの洋風のお花が主流で、仏式葬儀特有の輪菊は使いません。
贈る花としては、自宅でも協会でも飾られるようなバスケットのアレンジが好まれます。
一般の葬儀に見られる供花も送りますが、名札を付けず芳名板に贈り主の名前を書くようにします。

葬儀に供花を贈る際の注意点

葬儀は厳かな式典なので、マナーに違反するようなことは避けたいところです。
葬儀に供花を贈る際に注意したいポイントをご紹介します。

お通夜に間に合うように手配する

訃報は突然やってくるものなので参列する準備も大変ですが、供花を贈る際にも、必ず通夜の開始時間に間に合うように届けなければなりません。
まずは葬儀会場と葬儀会社に連絡をして、通夜の始まる時間と、いつまでに供花を届くようにすればいいのかを確認しましょう。

供花を贈ったら香典はいらない?

香典とは故人を偲ぶ気持ちをお金にして、少しでも葬儀の足しになるようにと遺族に渡すものです。
供花を出したから香典は渡さなくてもいいと思っている方もいるようですが、香典と供花は意味合いが違います。
供花を贈った場合でも、香典は渡した方がいいでしょう。

宛名はどうするの?

供花のあて名は、故人の通夜の会場と個人の自宅に送る場合どちらもご家族宛や喪主宛にします。
故人の名前宛に出さないようにしましょう。
また、札名と同様に贈り主の名前や所属を書くようにしましょう。