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生前整理で断捨離するもの、してはいけないもの

生前整理

2020/02/26

生前整理で断捨離するもの、してはいけないもの

なぜ終活で断捨離を行った方がいいのか

生前整理でやることは様々ですが、終活は人生の終わりのための準備をするという意味でも元気なうちに断捨離するのもいいでしょう。
断捨離といっても何をしたらいいのか、どうしたらいいのか、なぜ生前に断捨離した方がいいのか、断捨離する上で知っておいた方が良いことがたくさんあります。
まずは、終活で断捨離することでどんなメリットがあるかご紹介していきます。

断捨離するメリットについて

掃除や整理が苦手な人は、断捨離することに抵抗を感じることもあるでしょう。
「なぜ、何のために」断捨離するのかは人によって異なりますが、不要なものを捨てるだけでなく、残された人生を有意義なものにするためにも必要な活動だといえます。

家族、親戚の負担を軽減する

人が亡くなった後、一般的には遺族が遺品整理を行います。
しかし、亡くなった人の思い出が詰まったものだからこそ、悲しみの中で遺品整理を行うのは精神的にも肉体的にも負担となります。
また、物を捨てる以外にも、残された家族が把握していない契約書等があれば、どう手続きしたらいいのか判断に困ります。
契約書等があれば、生前に契約者の変更手続きや契約解除、各種手続きは行うか、エンディングノートに処分するもの、相続するものなど記入しておくと家族の負担は軽減されます。

考えが前向きになる

断捨離していく中で、大切にしていた物を見ると昔の思い出を振り返ったりすることもあるでしょう。また、身の回りの物を捨てることに抵抗を感じる人もいるでしょう。
しかし、終活で大事なのは、身辺整理を行うことで気持ちの整理をしていくことにあります。v 良い思い出がある物は残し、悲しかった思い出や思い出が何もない物は処分するなど、気持ちの整理も行いながら作業することで、考えが前向きへと変わっていきます。

部屋が片付き、快適な生活を送れる

断捨離すると部屋が片付くのは当たり前ですが、部屋が片付くと気持ちも明るくなります。持ち物を減らして、要らなくなった家具等があれば少しずつ処分していくと部屋も広くなり、快適な生活を送れるようになります。
特に、一人暮らししている高齢者の方は、断捨離するにも肉体的に大変であり、足元に物が溢れていると転倒して怪我する危険性があります。
少しずつでも元気なうちに断捨離するといいでしょう。もし、断捨離するのが困難な場合や断捨離のやり方が分からない場合は、片付け業者に依頼してプロの方と一緒に整理するとスムーズです。

必要ないものは処分しましょう!

断捨離は、必要な物と不要な物に分別して整理していきますが、整理整頓が苦手な人は中々捨てられずに物が多くなる傾向にあります。
簡単に断捨離を行うポイントとして、今使っていない物や今後使うか分からない物は思い切って処分し、よく使用している部屋や気軽に処分しやすい物から始めるといいでしょう。

生前整理で断捨離していいもの

使用していない服飾小物

まずは、断捨離しやすい服や靴、バッグなどから始めましょう。
着ていない服、履いてない靴、使っていないバッグ、今後使う予定がないものは処分するか買取に出しましょう。
服飾小物を断捨離するコツは、「また買いたい」と思えるかどうかです。
「高かったから捨てられない」、「また着たくなるかも」といった理由をつけていては全然整理できなくなります。
高価なものは買取に出し、また着たくなるか分からない状態の服は買いたいと思えなければ再び着ることは無いので処分しましょう。

使用していない家具・家電

服飾小物を整理すれば、タンスや押し入れなどもスッキリして使用しない家具なども出てきます。
また、大人になって家にいない子供のデスクやベッドなども置いたままにしている人も少なくありません。親としては子供の思い出が詰まったものであり、ずっと取っておきたい気持ちもあるでしょう。しかし、そういった家具も大きくて幅を取るので生前整理で断捨離しましょう。
家電も故障していたり、故障していなくても使用していない家電等があれば処分しましょう。

使用していない食器・台所用品

普段使いしていない食器は断捨離しましょう。
粗品などで頂いた食器も捨てずらいですが、普段使いしないのであれば処分するか買取に出しましょう。
フライパンや鍋など普段使用していない台所用品も生前整理で処分してしまいましょう。
上記以外にも、アウトドア用品や絵画など飾っている品物も「使っていないもの(見ていないもの)」は全て断捨離対象です。

生前整理で断捨離しなくていいもの

土地などの権利証

家や土地の権利証は、所有者が亡くなると無効な書類になります。相続登記の手続きが終わると、新たな所有者に対して新しく権利証が発行されます。
相続登記の手続きには、原則として権利証の提出は必要ありませんが、不動産の売買または遺贈、相続など財産整理する際に必要な書類になります。

賃貸借契約書、不動産購入時の書類

入居者が死亡した場合、賃貸借契約は解約されることはありません。
相続人に承継され、相続人が複数いる場合は分割承継されることになり、家賃が滞納していたりするとそのまま承継されますので生前のうちに清算しておきましょう。 賃貸借契約書の再契約や作成しなおす必要はありませんが、家財など遺産整理が終わり、住居の解約手続きが完了するまでは大切に保管しておきましょう。 不動産購入時の書類も相続、売却する際に必要になりますので大切に保管しておきましょう。

年金手帳、保険証券

受給者が亡くなった際、年金や生命保険などの手続きを行う必要があります。
年金を受け取る権利は無くなるため、受給権者死亡届を提出する必要があり、亡くなったときに受け取っていないなど未支給年金があれば受け取ることが出来ますので年金手帳も大切に保管しておきましょう。
また、生命保険の受け取りなど保険証券がなくても加入者の確認ができれば保険金は支払われます。しかし、どこの保険会社でどんな保険に入っていたのか分からなけば手続きすら出来ませんので、保険証券も大切に保管しましょう。

実印、銀行印、預金通帳

身内が亡くなったとき、金融機関や役所など様々な手続きに追われます。
そんなときに実印や銀行印、預金通帳がすぐに見つからなければ困りますし、紛失していた場合、手続きできずに多大な損失になる可能性もありますので、残された家族が分かる場所に保管しておく必要があります。

その他の契約書類や暗証番号、パスワードなど

上記以外に契約しているものがあれば、契約書類等は保管しておく必要があり、残された家族は手続きしやすいです。
また、ウェブサービスなどのパスワードや暗証番号等は、家族が分かるようにエンディングノートに記載するなどして保管するようにしましょう。

保管場所は

断捨離する際に、財産関連の重要なことは契約情報、保管場所、期限があれば期限などをエンディングノートに書いておくと手続き漏れが無くなります。
契約書類や通帳、印鑑などを保管する際は、一箇所にまとめて保管せずに契約書類や通帳は同じ場所で保管しても、印鑑や暗証番号などの情報は違う場所に保管するようにすれば強盗などが入った場合の盗難防止になります。
また、保管場所は家族や親戚など相続人が把握しておく必要がありますので、エンディングノートに記載しておき、エンディングノートの保管場所だけ家族に教えるようにしておくと安心です。
万が一、保管場所を忘れたとしても確認ができるので安心ですが、信頼できる人にだけ教えるようにしましょう。