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終活旅行で思い出の場所や総本山を巡る旅

終活

2020/02/21

終活旅行で思い出の場所や総本山を巡る旅

終活旅行で思い出の場所や総本山を巡る旅

終活旅行のススメ!

近年、終活の一環として『終活旅行』がひそかなブームになっているのを知ってますか?終活旅行は、人生の最期を迎える準備の1つです。
行きたかった場所や好きな場所に出かけることを言います。
近年では終活ツアーと呼ばれる旅行ツアーも数多くあるので、ぜひ気軽に参加してみてはいかがでしょうか?「世界一周」などは、すぐにというわけにはいきませんが、自分らしい晩年を迎えるための一環として「終活旅行」に関心を持つ人は多いようです。

終活で行く旅行

日常を離れ、美しい自然や情景に触れ、おいしいものを食べながら旅をすると、ストレスの発散になり、気持ちが落ち着いてくるものです。
また、見たことのない景色や、新しいものとの出会いは、脳を活性化させ認知症予防にもなるといわれています。
旅行の計画を立てるだけでもワクワクしてきますよね。
このわくわく感や幸福感を味わいながらの終活は、きっと楽しいものになるはずです。

終活旅行をする意味やメリットとは?

終活旅行は単なる旅行ではなく、自身の人生の最後や死についてじっくり考えるという側面があります。
ひと時の日常生活から離れて旅先でのゆったりとした時間を楽しむことで、自分の人生と向き合うことができるのです。
終活旅行は一人旅でも、夫婦二人旅でもいいですし、終活をテーマとしたツアーに参加するのもおすすめです。
どんな旅をしたいのかよく検討し、自分にぴったりの素敵な旅行にしてみましょう。

終活にオススメの旅行先

思い出の地を旅する

この世に生まれ、よく遊ぶよく学んだ学生時代を過ぎ、社会で働き伴侶を得て子供が生まれ、その子が巣立ち、また働きながら今少しづつ一息つけるようになっているのではないでしょうか?振り返ると、危機てきたあかしがあちらこちらに散らばっているはずです。
思い出の地を旅することは、人生を振り返ると同時にこれからの生き方を考えるきっかけになるでしょう。

行ってみたいと思っていた場所へ行く

ずっと行ってみたいと思っていた場所へ思い切って出かけるのもいいでしょう。
夫婦二人で行きたい場所を選び、様々な場所を回るのも素敵な旅行になるはずです。 特に行きたい場所が思い浮かばないのであれば、旅行雑誌やパンフレット、インターネットなどを使って旅行先を探してみてはいかがでしょうか?「そういえば、ここに行ってみたかったな」と思える場所が見つかるかもしれません。

終活ツアーに参加する

最近では、各旅行会社やメモリアル業者などが「終活ツアー」を企画しています。
終活講座やセミナーなどがセットになっていて、霊園を見て回ったり、散骨体験や樹木葬見学など、体験型の日帰りツアーが多いようです。
なかには、名湯につかりながらゆっくりと数泊するような豪華旅行もあります。
お墓を実際に見て、どのようなお墓にするのかや家族にどのようにお参りしてもらうかイメージを膨らませてみましょう。
ツアー参加中に新しいお友達と出会う良い機会にもなるでしょう。

仏教の総本山を訪れる

終活旅行として、各宗派の総本山寺院を訪れる方もいます。
総本山寺院には、宗祖や創始者が祀られていることがほとんどです。
国宝や重要文化財に指定されている貴重な建物、装飾品を見学することもできます。
自身に進行がない場合でも、歴史的な背景を知ることでこれまでとは違った視点が生まれることがあります。
ゆくゆくは葬儀のために自分で宗派を選びたいを言う場合には、さまざまな総本山を回ってその雰囲気や伝統を肌で感じてみましょう。
人生の終わりについて「悔いなく過ごしたい」「最高の思い出を作りたい」と感じている方も多いと思います。
終活旅行は自分の人生と改めて向き合うためのものですが、堅苦しく考えず好みの場所へ赴き楽しいひと時を過ごしてください。

仏教の総本山とは?

日本には仏教寺院がどれぐらいあるかご存じでしょうか?
平成30年度の「宗教年鑑」によると約8万弱の寺院が存在しています。
平成の大合併以降の市町村数が1700強なので、単純に計算すると1つの自治体に45もの寺院が存在することになります。

紀元前5世紀に釈迦が説いた仏教も長い年月を経て異なる宗派が誕生しました。
宗教法人に登録されている寺院は必ずいずれかの宗派に属しており、それら数多くの寺院を統括する代表を「総本山」と呼びます。
宗教によって呼び名は異なりまずが、「本山」の下には「本寺」「中本寺」「直末寺」「孫末寺」などの階層があり、各寺の間には上下関係が存在します。
この仕組みを「本末制度」と言います。

総本山・大本山とは

前途にて、お寺には本末制度の下で上下関係があると説明しました。
その中で本山は宗派の中で特定の位置づけがされている寺院です。
宗派によって中枢機能を有する特別なお寺です。
総本山は、その本山を統括する寺院です。
各宗派の本山を取りまとめる最高位の寺院が総本山です。
大本山は、総本山の次に位が高い寺院です。
くらいの高さの順番で比べると、総本山、大本山、本山トランクを付けることができます。

日本仏教の13宗派

日本に存在する仏教の宗派はいくつあるのでしょうか?
一般的に言われているのが「十三宗五十六派」です。
真言宗などの宗旨が13宗。
その中での文派が全部で56派という意味です。
1940年に施行されて宗教法人は13宗56派から合同誌、28宗派が認められていますが、書籍などを見るとまだ「13周56派」でまとめられているものが多いです。
宗派が分かれており複数あるものについては、代表的な寺院をピックアップしていきます。

法相宗

インドの唯識瑜伽行(ゆいしきゆがぎょう)派の系譜を引き、「唯識三年倶舎八年」と言って難解な思想を持ちます。
「無常のこの世で迷える自分自身の心を深く究明していこう」という考え方の宗派ですね。
密教のような『即身成仏』(そくしんじょうぶつ)=『生きたまま仏になること』ではなく、「長い時間をかけて段階を経て修行を重ね成仏する」と考えます。
また、“ひたすら念仏を唱える”とか“坐禅(ざぜん)をする”などのひとつの行に専念するのでなく、いろんな行を勧めるのも特徴です。

  • 法相宗の大本山【興福寺】
  • 南都六宗で最も高い寺格を誇った法相宗の大本山が興福寺です。
    東金堂と五重塔は国宝に指定されており、阿修羅像で有名な乾漆八部衆立像があることでも有名です。

  • 法相宗の大本山【薬師寺】
  • 天武天皇が発願した法相宗のもう一つの大本山が薬師寺です。
    開山は興福寺より早い680年です。

華厳宗

「一がそのまま多であり、多がそのまま一である」という、相反するものを一つに統括しようとする考え方を持ちます。
壮大なスケールで、ちょっと哲学的な雰囲気を持つ宗派です。
空海が東大寺の別当になったことがあるため、作法や行事が真言宗に似ているところも。

  • 華厳宗の大本山【東大寺】
  • 奈良の大仏さんで有名すぎる東大寺。
    正式名称は「金光明四天王護国之寺」と言います。

  • 華厳宗の大本山【新薬師寺】

病に倒れた聖武天皇のために光明皇后が建立した新薬師寺。
薬師如来とそれを護衛する塑像の十二神将が有名です。

律宗

経・律・論の内、律を中心とする宗派。
戒・定・慧の三学でも、定慧は戒に含まれると考えます。
戒律と言えば一般的には戒より律の方が念頭に置かれますが、律宗では戒に集約されるんですね。
天台宗系統とはまた異なる戒の系譜です。

  • 律宗の総本山【唐招提寺】
  • 鑑真が戒律の道場として開いた律宗の総本山が唐招提寺です。 奈良の大仏さんと同じ、廬舎那仏がご本尊。

天台宗

禅(禅定)・円(法華)・密(密教)・戒(戒律)、どれも大切にする考え方です。
そのため、天台で学んで宗祖になった人が多いのも特徴です。
人それぞれ縁に応じてどの分野から入っても良しとしており、修行も四種三昧(ししゅざんまい)といって四通りの方法があります。

  • 天台宗の総本山【比叡山延暦寺】
  • 不滅の法灯と呼ばれる1200年灯り続けている法灯が有名な延暦寺。

真言宗

曼荼羅(まんだら)的な思想が中心とする宗派です。
『十住心論』(じゅうじゅうしんろん)といって、“人の心のあり方”“価値観”“宗教”…などを10段階に分け、最終段階は大日如来と同レベルに達することを説いています。
「大日如来(だいにちにょらい)がすべての根本で、万物は大日如来と深いかかわり合いを持っている」と考えます。

  • 真言宗の総本山【金剛峯寺】
  • 真言宗の開祖といえば、弘法大師。
    開創1200年を迎えた密教の一大聖地が高野山金剛峯寺です。
    一山境内地という言葉が示すとおり、高野山全体が金剛峯寺の境内になります。

  • 真言宗の総本山【東寺】
  • 東寺真言宗の総本山が東寺です。
    正式名称は教王護国寺。
    地元では護国寺と言った方が通じるとか通じないとか。
    真言密教の根本道場の場です。

融通念仏宗

「一人の祈りがすべての人の為になり、すべての人の祈りは自分のためにもなっている」という融通念仏思想に基づく宗派。
毎日百遍の念仏を唱えること(日課念仏)が修行の根幹です。
阿弥陀様の存在が、他の浄土系と異なっていて、密教系の大日如来的な存在と考えます。

  • 融通念仏宗の総本山【大念佛寺】
  • 夢告から生まれた融通念仏宗の総本山が大念仏寺。
    信徒数は12万人とやや少なめですが、立派な寺院です。

浄土宗

修行による成仏は否定し、修行の価値を認めないとしています。
念仏を唱えることは行として勧め、唱えることで極楽往生します。
念仏を唱えることを重視する宗派です。
成仏と往生は区別して考えられ、「極楽往生の後、極楽浄土で修行して成仏する」と考えられています。

  • 浄土宗の総本山【知恩院】
  • 徳川家の庇護により整備された浄土宗の総本山。

浄土真宗

日本仏教界では最大の宗派です。
【人が求めなくとも仏が救って下さる】という考えが特徴(他力回向の理論)。
「いずれ仏になることが約束されているから、改めて修行する必要はない。
“阿弥陀様が救って下さる”と信じることで往生できる、その感謝の行ないとして念仏を唱える」と考えます。

  • 本願寺派大本山【本願寺】
  • 豊臣の栄華を伝える秀吉ゆかりの寺。

  • 大谷派本山【東本願寺】
  • 徳川家康の寄進により東本願寺12代教如が創立。

時宗

【すでに極楽往生は定まっていると考える点が教えの特徴】の宗派です。
「念仏を唱える時は、心構えや、その結果がどうなるかと言うようなことを心配する必要はない。
」ただ心のままに、何も期待せずに念仏を唱えることを説くこと。
日々の生活の中で、一瞬一瞬を臨終と考えること。
」念仏を唱えて往生するのではなく、念仏すなわち往生という考えですね。

  • 時宗の総本山【遊行寺】
  • 徳川幕府により時宗総本山に任じられた遊行寺。

臨済宗

教典や教えに依存せずに相手の心に直接働きかけて、その本質を悟らせます。
あらゆる生命と共存していることに感謝するため、色々な仏様や神様を祀り、すべてのものに仏性を見て礼拝します。

  • 妙心寺派大本山【妙心寺】
  • 多くの派閥に分かれている臨済宗にあって、約3400の末寺を束ねる最大の大本山。
    廃絶の歴史を乗り越えて隆盛した京都最大の禅刹。

曹洞宗

1227年に道元が開いたのが曹洞宗です。
目的をなにももたず、ただひたすらに坐禅を行う「只管打坐」によって悟りへといたるとされます。

  • 曹洞宗の大本山【永平寺】
  • 深山幽谷の地に厳しい修行の場として建つ巨刹。

日蓮宗

『法華経』(ほけきょう)を最高、最終の経典とし、永遠の生命を持った「久遠実成の本仏」が姿を表したのが釈尊(しゃくそん)=お釈迦様であるとする宗派です。
「南無妙法蓮華経」(なんみょうほうれんげきょう)と唱える唱題行を行います。

  • 日蓮宗の総本山【久遠寺】
  • 身延山中腹に位置し、宗祖日蓮の魂が住む「棲神の地」久遠寺。

黄檗宗

修行形態は臨済宗と同様で儀式の形式や使われる言葉は明時代の様式。
教典は特に定めず、【陀羅尼(だらに)=仏教で用いる呪文の一種】や【阿弥陀経(あみだきょう)=大乗仏教の経典の1つ】も読みます。
念仏を唱えますが、浄土系とはかなり捕らえ方が異なりますね。

  • 黄檗宗の大本山【萬福寺】
  • 京都・宇治の山の麓に整然とたたずむ中国明朝様式の伽藍建築と文化財の萬福寺。

終活を進めるためのバスツアーがある?

最近は終活というのが一般化してきています。
しかし、終活に興味があるけど何をどうすればいいのかわからない方のために、旅行会社や葬儀会社などが終活バスツアーを企画し行うようになりました。
終活ツアーは大変人気で、予約が始まるとあっという間にいっぱいになってしまうことがよくあるそうです。

終活ツアーは何をするのか?

終活ツアーは、お葬式を行う斎場やお墓などを回って、葬儀方法や埋葬方法を知り、場合によっては予約をするという事が主な内容です。
最近では、終活専門のカウンセラーやアドバイザーなどが同行し、生き帰りのバスの中で終活についての解説を行ってくれることも多いようです。

バスツアーの費用

終活バスツアーは日帰りのツアーが多く、そうしたものの多くが1万円前後で提供されています。
宿泊を伴う場合は3万円前後のところが多いですが、高級ホテルや宿泊のディナー、観光などもついていてちょっとした旅行としても楽しめます。

終活ツアーのメリット

終活を共に行う知人ができる

終活のツアーなので同じように終活に興味がある方ばかりが集まっています。
それぞれにどのように終活に向き合っているかについてのお話を聞くこともできます。 同じような年齢の方も多く集まりますし、終活を行うことに前向きな方ばかりですので悩みも相談しやすくなります。
家族にも言いにくいことも話ができる知人ができるのは主勝を行うときに不安がなくなり心強くなれます。

実体験することができる

人気の葬儀場や霊園を見学して、葬式の仕方や納骨堂にかかる費用なども説明してくれるので、自分の葬儀の形やお墓についてイメージしやすくなります。
バスツアーの場合は、車を運転したり電車をのりかえることがなく、座っていれば目的地まで連れて行ってくれるので、体の負担になることもほとんどないでしょう。

格安で終活について学べる

ツアーなので格安料金で終活に必要なことを学べるのもメリットの1つです。
専門のアドバイザーやカウンセラーが同伴してくれるので、移動中でも終活についての説明を行ってくれたり、相談することができます。
エンディングノートの書き方やメリットなども解説してくれるので、納得できる終活を行うことができます。

デメリット

終活について学びながらおいしいランチをいただいたり、観光気分も味わえる終活ツアーですが、自分の死についてしっかりと向き合わなければいけません。
お墓やお葬式のことを考えることは、自分自身がこの世からいなくなるという事です。 今の生活が精いっぱいで心身ともに疲れている方が終活と真正面から向き合うと心が折れてしまう場合があります。
終活ツアーは一日中、終活のことばかりなので元気がない時や体調が悪い時は参加しない方がいいかもしれません。