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法律が絡む問題は専門家に相談を 相続・遺言のすべて

預金、不動産、車…相続の手続きが必要なものはたくさんあります。法律上の落とし穴も多く、正しく理解していないと大変なことに!経験豊富な専門家に相談して、早めに学んでおきましょう。

相続で弁護士に相談するタイミングは?

弁護士は法律の専門家

遺産相続に対応するためには、民法だけではなく相続税法の理解も必要です。また、案件の内容によっては幅広い知識と経験がなければ対応することができません。遺産分割協議が進むと、それぞれいろんな主張をしてくるので、法律の予備知識がないと、なんとなくしてしまうこともあるかもしれません。法律の専門家である弁護士であれば、内容を吟味して正しい法的根拠を持って話し合いを解決に導いてくれるでしょう。

トラブルの仲裁は弁護士に

弁護士は、争いが生じたときに依頼者の側に立って有利に問題解決を行うことが業務です。つまり、争いごとの対応に長けているのです。弁護士は争いごとが怠時に法律知識を武器に落としどころを決める仕事ということができるでしょう。これが、遺産相続において身内の間で争いが生じたときに非常に役に立つ能力なのです。遺産分割協議でもめているときに弁護士が仲裁に入った場合、お互いにとって良い落としどころを提案することができます。

話し合いに根拠を持って対応

遺産分割協議において、話し合いがこじれてしまうと長引いてしまうことが多くあります。各相続人が自分の利益を主張し話がまとまらなくなります。ヒートアップしてしまうと、自分の主張を通すため感情的になってしまうケースも多くあります。このような時には、それぞれの主張を整理して法律的な根拠を持って対応することが重要です。素人同士が話し合いを続けてもらちが明かないときに弁護士が登場すると話がまとまることが多くあります。

知らないことによる損を防止

法定相続人には遺留分があります。仮に、亡くなった方がすべての財産をある相続人に相続させる内容の遺言を残したとしても、遺留分の減殺請求をかけることができます。その手続きや期限を知らないと、大きな不利益を被る可能性があります。気づいた時にはすでに手遅れなどという事もあるでしょう。例えば生前に功労のあった他の兄弟に遺産を譲る場合に、単に、他の兄弟に任せて遺産分割協議に参加しないだけで済ませてしまうことがあります。これは相続放棄とは全く意味合いの異なる内容です。この場合には、後からマイナスの遺産が出てきたときについて、その義務を免れることができません。相続放棄と、他の人に遺産を譲り話し合いを単純に放棄することは全く異なります。このように、知らないことによって不利な結果にならないように、依頼者の立場に立って相談に乗ってくれるのが弁護士です。

豊富な解決策をもって親族とも関係円満に

遺産相続で、とても親しい間柄であった親戚同士がもめてしまい、その関係が悪化するケースが多くあります。腕のいい弁護士は、問題が発生したときの解決策を多く持っているものです。より金額の大きい遺産を依頼人が想像することも依頼人の利益になりますが、関係が円満なまま相続を修了することも非常に大きな利益と考えられます。相続人同士でもめてしまった場合には、再度内容を吟味して、みなが納得しやすい内容をアドバイスしてくれることでしょう。

相続問題を弁護士に相談するタイミングとは?

これまでご紹介したように、相続トラブルで悩むことがあったら、一度弁護士に相談すべきです。しかし、あらゆる意味で弁護士に敷居を高く感じる人は多いでしょう。ここでは、遺産相続問題をいつ弁護士に依頼するのかをご説明します。

相談は気軽にできる

そもそも相談することと依頼することは違います。仮にどこかの弁護士に相談したからと言って、その弁護士に依頼をしなければならないわけではありません。多くの事務所が無料相談を掲げているのは、気軽に相談してほしいからです。弁護士と聞くと、何かと遠慮しがちですが、単に相談に行くだけなら大ごとにはなりません。

相談だけでもOK

相談だけなら全然問題ないので、気になる弁護士がいたら気軽に電話してみましょう。実際に相談してみて「この先生はちょっと…」と思ったら、一度家に持ち帰って信頼できる家族などと相談するといいでしょう。それから問題の解決法を考えるなり、別の弁護士に相談するしてもいいです。

遺産が少ないのに相談するのは恥ずかしい?

平成26年に家庭裁判袖遺産分割の調停を受けた件数は約13,000件ですが、その7割超が遺産金額5,000万円以下のものです。つまり、資産家ではない一般家庭でも争いは起きているのです。遺産が少ないのに弁護士に相談するのは恥ずかしいなどと気にする必要は全くありません。

相続人の間で意見の違いが出たら相談

具体的な相談時期としては、相続人の間で意見の違いが出てきたら弁護士に相談するのがいいでしょう。特に、仲が良かったはずの兄弟姉妹から予想外の反応が返ってきたら要注意です。自分の主張が妥当と思っていても、他の相続人に受け入れられないことがあるのです。お互いに金銭的な取り分を争うつもりはなくても、例えば遺された土地や家に対する思い入れに差があるのかもしれません。感情的な対立に発展しないうちに弁護士へ相談して、法的に正しい見解を聞くことをおすすめします。

サービスのマッチングの問題はありうる

相続に強い弁護士事務所と言っても、対応領域が微妙に違う場合があります。例えば「紛争になってからの対応専門」や「遺言の作成サポートをするときは、保管や失効もセットになっている」などが考えられます。こうした理由から、依頼者と事務所との間でマッチングミスが起こります。ただ、これはタイミングの問題でも、相談者が悪いわけではありません。こういった場面に直面したときは、縁がなかったと考えて他の事務所を探しましょう。

相続放棄を考えている場合は弁護士へ相談

弁護士に相談した結果、自分の勘違いだったり大したことではなかったとしても、大いに意味があったといえます。相続トラブルはどんな親族にも起こりえる問題であり、人間関係が壊れてからでは取返しがつきません。転ばぬ先の杖として、違和感を覚えた段階で弁護士に相談することをおすすめします。

相続放棄は早めに相談しましょう

相続放棄を検討している場合は、できるだけ早く弁護士へ相談した方が良いでしょう。原則として相続の発生から3か月以内に決めなければいけないので、財産を調査する期間が必要だからです。もちろん、実際に相続放棄を行う際も弁護士に手続きを任せた方が確実です。

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